伊達やさい
キャベツ
伊達のキャベツの特徴
キャベツの生産においては北海道でも1、2を争う主力産地の一つである伊達市。夏期は本州へも出荷しており、伊達のキャベツを食べたことがあると言う方も多いのではないかと思われます。
キャベツの生育適温は15~20度であり、丁度この気温と重なる6月から8月に出荷のピークを迎えます。
また、伊達市では年間の気温差が比較的少ない事を生かし、5月中旬からから11月一杯まで長期にわたって出荷を行っています。
伊達のキャベツは大きく分けて2種類
伊達で生産しているキャベツは大きく分けて2種類あり、幅広い用途に向いたボール系と、春キャベツとも呼ばれる柔らかな葉が特徴のサワー系に分かれます。
地域に愛される野菜をめざして
伊達市内で生産されるキャベツのうち、一部は胆振管内の仕出業者と契約栽培を結び、お弁当などに使用されています。
これからも地産地消をすすめ、消費者により親しまれる野菜を目指していきます。
皆様の食卓に、安心の野菜をお届けします。
まめ知識
◆栄養や成分
キャベツはビタミンCが豊富に含まれており、大きな葉を数枚食べるだけで、1日に必要な量のビタミンCを摂取する事ができます。また、胃腸薬にも含まれ抗潰瘍作用のある「ビタミンU」が含まれており、胃の粘膜を丈夫にします。
◆選び方
まず葉に勢いがあり、いきいきとしたものを選びますが、キャベツは芯から傷みはじめますので、お尻側の芯が変色していないことも重要です。さらに、可能であれば葉をめくってみて、内側の状態を確認できればなおベターです。
白菜
道内の先陣を切って出荷
温暖な「北の湘南」の気候を生かした、道内でも突出して早い出荷時期が自慢です。また、伊達の白菜の出荷数量は道内でも有数の規模となっています。
まめ知識
◆栄養や成分
カリウムを多く含むため、高血圧症の予防に有効です。ミネラル類やビタミンCも多いほか、ジチオールチオニンやセレンといった数々の抗酸化成分・抗がん成分を含んでおり、非常に健康的な野菜と言えるでしょう。
◆選び方
葉の巻きがしっかりしたものを選びます。黒い斑点のあるものは避けた方がよいでしょう。カット白菜については、芯の切り口が盛り上がっているものは日数が経過しています。
◆保存方法
冬場は一日陰干しにした後、新聞紙にくるんで冷暗所に置くとよいでしょう。また、寝かせるより立てて保存する方が長持ちします。
部会データ
キャベツ・白菜部会
CABBAGE & CHINESE CABBAGE
組織名 |
野菜生産協議会玉菜部会 部会長 中野 定徳 |
設立年月日 |
昭和52年 |
会員数 |
玉菜(キャベツ)…64人 サワーキャベツ…30人 白菜…10人 |
栽培品種 | 面積 | 数量 | 金額 |
キャベツ(スピードボール・アーリータイム・Xボール) サワーキャベツ(佐和姫・楽園) 白菜(春の祭典・晴黄65・秋の祭典・きらぼし) |
26.8 ha 25.1 ha 3.3 ha |
1,270 t 1,006 t 144 t |
93,408千円 95,536千円 21,097千円 |